取組概要
自治体や文化財・民俗芸能等の専門家、地域住民の協力を得ながら、踊りや能等、人による「伝承」を必要とする庄内地域の無形文化財について、バーチャルリアリティ技術(VR)やモーションキャプチャ、CGアニメーション等、メディア情報の技術による新しい伝承方法を開発している。IT技術でデータを集積し、さまざまなメディア発信の可能性を探る。観光施設でのバーチャル体験等も検討中。
成果
▸ 庄内地域の無形文化財のデジタルデータ化と新たな伝承方法の提言をすることで、地域価値の創造に繋がった。
▸ メディア情報技術のスキルアップ研修等を行い、地域資源を活用する人材育成にも取り組んでいる。平成30年度は本学学生が指導し、酒田市教育委員会の協力のもと小学生向けプログラミング講座(定員10名×3回)も実施している。
▸ 地域資源の掘り起こし研究を行いながら、デジタルデータによる新たな付加価値の創出を目指している。地域資源のデータについては、観光資源としてだけでなく、高齢者福祉等への応用を検討中。
報告書「地域と私立大学が共働する地方創生に向けて-地方大学の振興と地方創生のために-」からの抜粋。
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