取組概要
高槻市土室町で6月8日、教育推進部・山本敏幸教授の授業「プロジェクト学習1(社会を知る・自然と向き合う)」のフィールドスタディの一環として、農家の方々との協働で田植えを実施しました。
高槻市では、3年前より土室地区近隣の農家の方が廃耕田の問題に取り組んでいます。耕作放棄の水田は、雑草が生え、害虫が繁殖し、周りの住人に過大な迷惑がかかります。一度その状態になってしまうと、ふたたび米が実る水田に復帰することが困難になります。高槻市土室地区の農家の方々は、大阪府の農空間保全地域制度推進事業、耕作放棄地再生利用交付金(対象:農振農用地)を使い、遊休農地の再生作業に取り組んでいます。
成果
本学の授業でこの取り組みに参加するのは今年で3回目。今年は、機械植えの後の補植作業、育苗ケースの後片付けを手伝いました。4カ月後に収穫されるお米は、地元の幼稚園の給食米として使用されます。
田植え当日は時折小雨が降る中、学生達は日頃動かさない体を十分に動かし、初めての田植え作業を終えました。