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大阪府

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取組内容

教育

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全学

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企業

関西大学

ストップ!若者の読書離れ!関大の読書啓発プログラム~中級編~ 編集者とつながる交流会 「本問答」を実施

2019年7月3日

取組概要

 関西大学図書館では、読書啓発運動の一環として、1冊の本と向き合い、編集者とつながる交流会「本問答」を、7月1日(月)に千里山キャンパス総合図書館1階ワークショップエリアにて開催しました。
 
■ 関大が取り組む読書啓発プログラム ~中級編~
 本学図書館では、丸善雄松堂ならびに紀伊國屋書店と連携して選出した『新入生に贈る100冊』を活用した様々な読書啓発を企画・展開しています。今回の「本問答」は、その100冊からピックアップした1冊の本(電子ブックで提供しているため、本学学生の誰もが事前に閲覧可能)を深く掘り下げていく企画です。当該書籍の編集者を招き、内容だけでなく、制作にまつわるエピソードや編集の舞台裏まで様々な角度からお話しいただくことで、学生らの本の理解や出版業界への関心を深めます。また、読者の率直な質問や感想を編集者に直に伝えるという、本を通じた人の交流という面も備え持ちます。

■ ピックアップ本は、ロバート・D・パットナム著『われらの子ども-米国における機会格差の拡大』
 今回取り上げる書籍は、アメリカのコミュニティの崩壊と再生について記した『孤独なボウリング』の著者、ハーバード大学教授のロバート・D・パットナム氏による『われらの子ども-米国における機会格差の拡大』(創元社)。
 本書は、「どんな身分でも、努力すれば勝ち上がって成功を掴める」というアメリカンドリームが、現在のアメリカではまさに夢物語になってしまっていること、富める者と貧しい者の格差が開いたハサミのように広がっていることを証明した全米ベストセラーです。本書を読む上でのポイントも、編集者ならではの視点から紹介いただきました。

成果

 当日は、読書に関心の高い学生や一般の方々ら約70名が参加。講師には、ロバート・D・パットナム著『われらの子ども』の編集者 小野紗也香氏を招へいし、一冊の本が完成するまでのエピソードや編集者の仕事の舞台裏など、本の裏側を知るとともに、本を読むためのコツを伝授いただきました。

関連リンク

http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2018/No102.pdf