取組概要
伊勢湾流域を発生源とする流下ゴミは年々増え続け、三重県の発表では年間1万tを超え、その2分の1が三重県の鳥羽市に漂着ゴミとして打ち上げられていると言われています。
なかでも、のり、わかめ、牡蠣などが特産で自然の眺めが美しい答志島に非常に多くの漂着ゴミが押し寄せてきます。答志島の皆さんは奈佐の浜に漂着したゴミをオイルフェンスで囲って、再び漂着ゴミとなって他の地域に害を及ぼさないようにしています。
島の人たちの力だけでこの問題を解決するには既に限界を超えおり、伊勢湾流域で活動する森・川・海の環境団体が一つの目標にむけ、全員で協力し、行動する「22世紀奈佐の浜プロジェクト委員会」を立ち上げました。この活動に多くの学生が参加しています。
成果
地域の環境問題に実際に触れるとともに、2019年度学生交流会では 合計約80名の学生(岐阜大学、中部大学などの大学生、白子高校、岐阜聖徳学園高校などの高校生)と触れ合い、貴重な経験を積む機会になりました。