取組概要
本学、高大産連携プロジェクトの一つ「Pepper社会貢献プログラム」の一環で、本学は、8月14日(金)から16日(日)までイオンモール石巻で開催された「石巻圏マイクロツーリズムパネル展」(主催:イオンモール石巻・共催:石ノ森萬画館、石巻圏観光推進機構)に協力した。
本パネル展は、石巻圏域の観光地などを紹介し地域の魅力を再発見するもので、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場案内役にPepperを起用。Pepperが話す内容やディスプレーに表示する情報などのコンテンツを理工学部機械工学科の高橋智准教授、大学院理工学研究科1年次の木村光平さんと桜坂高校の2年生5人が連携して制作した。
パネル展には3日間で延べ3200人が来場し、好評を博した。
成果
Pepperが話す原稿を高校生が考え、高橋研究室でプログラムを作成するため、パネル展に先立ち2回の話し合いを行った。プログラミングを担当した大学院生の木村さんは「高校生のアイデアを形にするのは難しかったが、やりがいもあった。工学の知識を地域活性化のために応用できて良かった」と話し、高校生は「子どもたちに石巻の魅力を伝えたいと思って活動した。再びこのような機会があれば参加したい」と感想を述べた。
高橋准教授は「短期間の取り組みだったが高大産連携による実践的な学びができた。地域の魅力を再発見する機会にもなった」と総括した。