取組概要
本学の国際交流協定校であるランドルフ・メーコン大学(以下、「メーコン大学」・米国バージニア州)が、「震災10年追悼・復興千羽鶴プロジェクト」を実施。折り鶴を持った222人の写真を組み合わせたコラージュを作成し、東日本大震災から10年を迎えた2021年3月11日(木)、公式ウェブサイトなどで公開した。
メーコン大学は石巻市で外国語指導助手を務め津波でなくなったテイラー・アンダーソンさんの母校。「日米の架け橋になりたい」というテイラーさんの遺志を継いで両親が設立した記念基金の支援を受け、2015年から本学とメーコン大学が国際交流事業を始め、2018年1月に国際交流協定を締結した。
本プロジェクトには、本学の学生と教職員、テイラーさんが生前勤務していた石巻市立万石浦小学校の児童などが協力。「テイラーさんの思い出と震災を風化させないメーコン大学の取り組みに協力したい」という想いを込めて、笑顔で写真撮影に応じた。
【メーコン大学のウェブサイト】
https://www.rmc.edu/academics/study-abroad/3.11.11-tenth-anniversary-commemoration
【国際交流部門が運営するFacebookでは、コラージュ作品の動画公開】
https://www.facebook.com/randolphmaconoie/videos/984419095423942/
成果
「テイラーさんがつないでくれた縁をこれからも大切に継続していきたい」という一人ひとりの想いが国境を越えてつながり、震災の記憶と教訓を未来に伝えていく重要性をあらためて認識する機会となった。