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東京都

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教育

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専修大学

専修大学松戸高等学校で出張授業、高大産連携、食を通じて環境や経済学ぶ

2021年11月30日

取組概要

商学部の神原理教授と阪本将英教授が、専修大学松戸高校(千葉県松戸市、五味光校長)の3年生の専大クラス(8組)で出張授業を行った。

授業名は「社会科学入門」、単元「フライドチキンから私たちの食生活を考える―システム思考で考える―」で、フライドチキンを通して自然環境・社会・経済システムについて学習している。今回の授業は研究者や食品業界関係者の知見に触れ、学びを深めてもらうために実施された。11月5日には鶏肉の生産・加工販売を手掛ける株式会社アマタケ(岩手県大船渡市)の社員(佐藤優氏と吉田亨氏)と神原教授が、19日には阪本教授が授業を担当する。

5日の授業では、初めにアマタケの社員が自社のさまざまな取り組みを紹介した。同社は「血統・環境・飼料」にこだわることで食の安心・安全とおいしさを追求するとともに、SDGsの観点からエネルギーのリサイクルにも力を入れている。事前学習で、経済性を重視した大量生産の実態を学んできた生徒たちは、それとは対照的な同社のサステナブルな取り組みに大きな関心を寄せていた。

後半は、神原教授が教壇に立ち、「これまでに学んできたことをアウトプットしてみよう」と語りかけて授業を開始。「他社とアマタケはどこが違うのか」「適正な生産量とは」など、次々と問いを投げかけて発言を促した。

成果

生徒たちは神原教授とのディスカッションを通じて、関係性の中で物事を考えるシステム思考を経験。専修大学への進学を希望する3年生にとって、大学の授業の雰囲気を一足早く体験する貴重な機会となった。

関連リンク

https://www.senshu-u.ac.jp/news/nid00014892.html