取組概要
龍谷大学農学部は、滋賀県米消費拡大推進連絡協議会(滋賀県大津市、会長 三日月大造氏)と連携し、若い世代へ向けた近江米の価値や魅力を伝えるPR動画を作成しました。農学部生がお米と健康に関する実習等をリポートし、お米の栄養やおいしい食べ方など、近江米の魅力について紹介しています。動画は、「おいしが うれしが 【滋賀県公式】」YouTubeチャンネルで公開しています。
成果
全農学部生が履修する「食の循環実習」は、農学部牧農場で田植えや稲刈り、農作物の栽培・収穫や、うどん作り、地域おこしに関する講演などを通して、栽培・加工・流通にかかる一連の流れを体験する授業です。今回の動画では学生が稲刈りを体験した様子が公開されています。
また、滋賀県の郷土料理「あめのうおご飯」(琵琶湖の固有種であるビワマスを使った炊き込みご飯)をテーマに、調理に使用する素材の特性を学び、食文化の理解を深めるための調理学実習を行っている風景や、食事とヒトの体の影響等を学び、米と肥満の関係について学生が発表する「基礎栄養学実習」の様子が撮影されました。
今回、複数の授業を通じて、学生は近江米の新たな魅力に気づき、その発信のために奔走しました。龍谷大学農学部は、今後も滋賀県の農業に関する地域課題や社会課題の解決に向けて、取り組んでいきます。