取組概要

学生と教職員が交流しながら、社会課題の解決策を考える「ミストミラージュプロジェクト」の第１回ワークショップが５月30日、専修大学サテライトキャンパスで開かれた。１～４年次生18人と教職員４人が日々感じている“もやもや”を率直に話し合い、社会にあるさまざまな問題について考えた。

成果

第一段階と位置づけた今回のワークショップでは、社会に対して感じていることを自由に語り合い、コロナ禍での大人と若者の対立、没個性的な就職活動への不満、将来に対する漠然とした不安など多くの“もやもや”を共有した。参加した学生からは「これまで接点のなかった人たちと話ができ、貴重な経験になった」「対話を通じて、普段意識していなかった自分の考えや気持ちに改めて気づくことができた」などの感想が聞かれた。井関さんは定員を超える参加者が集まった初回のワークショップに手応えを感じていて、「私たちと
同じ熱量を持った仲間を増やし、学生視点のクリエイティブな摩擦が生まれるようなプロジェクトにしていきたい」と展望を語った。
また、参加した教職員からは、「コロナ禍や世界情勢が不安定な中、未来を担う学生を起点とし、学生と教職員が一体となり、未来を想像し、創造するプラットフォームになることに期待したい」との声があった。
ミストミラージュプロジェクトでは今後、社会課題の解決策を具体的に考える場（第二段階）や、そのアイデアを実行に移すための場（第三段階）をつくることも計画している。

関連リンク

https://www.senshu-u.ac.jp/news/nid00016479.html