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奈良県

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取組内容

グローバル教育社会貢献

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天理大学

JICA関西協力による「国際協力入門1」の特別講義を実施

2022年8月8日

取組概要

2022年7月19日、「国際協力入門1」(関本克良 准教授)の授業において、JICA関西開発大学院連携課の鍛治澤 千重子課長を講師に招き特別講義を実施しました。

「国際協力入門1」は、「貧困」や「開発」への理解を深めながら、開発プロジェクトの計画・立案について体験的に学ぶことを目的としています。また、建学の精神にある「他者への献身」を海外のボランティア活動で体現する「国際参加プロジェクト」に関連する学びの場でもあります。

近年、プロジェクトの現地開催や授業中のグループワーク等は、コロナ禍によりあえなく中止が続いていましたが、昨年は天理中学校の生徒とインドの生徒をオンラインで結ぶ「国際交流特別授業」の企画運営に携わるなど、オンラインにもその活動領域を広げています。

今回の特別講義では、本年度の国際参加プロジェクトがタイで実施予定(2023年2月)であることを踏まえながら、「JICAの取り組みから見るタイ」をテーマに講義が行われました。

鍛治澤課長は、まずタイの概要やSDGsの視点から見たタイについて分かりやすく説明したうえで、タイが現在抱える課題として、バンコク市内の慢性的な交通渋滞や蔓延する結核などの感染症、高齢化について紹介。学生たちは、JICAの具体的な取り組みについての写真やデータを交えての丁寧な解説に真剣に耳を傾けていました。

成果

本授業と国際参加プロジェクトの担当者である関本克良 准教授(総合教育研究センター)は、「日本がどのような国際協力を行っているのかについて、現場の声を通じ学生たちのイメージを膨らます機会となれば」と期待を込めながら、「今後も国際支援の現場と教室をZoomでつなぐなど、さまざまな試みを考えていきたいです」と意気込みを語りました。

天理大学では、今後もJICA関西と連携しながら、国際社会に貢献できる学生を養成すべく活動を続けてまいります。

<学生コメント>
「タイでは公共交通機関がうまく機能していないというお話が、特に興味深かったです。国際参加プロジェクトには、入学前から関心を持っていました。今年こそは現地の学校などで教育支援に携われたらと思っています。授業を通じ、学びを深めていきたいです」

関連リンク

http://www.tenri-u.ac.jp/topics/q3tncs000024ib3x.html