取組概要
文学部の西川ハンナ准教授のゼミを中心とした創価大学の文学部3年生が、長野県シニア大学諏訪学部のメンバーや、諏訪地域の住民と交流しながら学びを深める「スタディーツアー」を実施しています。
本年で5年目となった取り組みの成果発表会が、8月20日(土)に諏訪市豊田の観光複合施設「SUWAガラスの里」で開催され、諏訪市関係者や地元住民らが参加しました。
成果
発表会では、諏訪の魅力の発見や地域の資源の活用に向け、JR上諏訪駅周辺の街並みや寺院、霧ヶ峰高原など、撮影した写真をもとに解決法を議論する「フォトボイス」の手法を実践した成果を報告しました。学生たちの撮影した写真は1000枚以上を数え、同施設にて9月10日まで展示されます。
今回の活動を振り返り、西川准教授は「このスタディーツアーは、コロナ禍でもオンラインで諏訪地域の皆さんとの交流を継続してきました。今年は対面実施により、入学式も対面でできなかった大学3年生が多くの経験をすることができました。ゲストである学生が諏訪地域で発見した出来事・場所・仕組み・人についてその価値を見出し、ホストである地域の皆さんにフィードバックしていくスタディーツアーには今後の地域再生、コミュニティを担っていく学生に大きな示唆を与えてくれる機会であったと確信しています」と述べました。