取組概要
トヨタ自動車 生産調査部から5名の講師を招き、ものの作り方や仕組みが、安全・品質・リードタイムや原価と密接に関連性を持つことを学ぶ、3日間の集中講義「トヨタ生産方式概論」が今年も開講されました。
成果
学部3年生を主な対象とした本授業では、1-2日目はトヨタ生産方式の基本的な考え方の講義を受け、3日目にはこれまで学んだことを受けて「徹底したムダの排除」を実現する演習を行います。いずれも、講師から生産現場での実例に基づいたレクチャーやアドバイスを受ける貴重な機会となっています。
グループに分かれて行う演習では、部品製造会社を立ち上げた想定で改善を繰り返し、いかに収益性を高めるかを競います。学生たちは話し合いを重ね、時折、講師からのアドバイスを得つつも、各自で真剣に改善策を考え没頭して取り組んでいました。