取組概要
芸術学部生活環境デザイン学科の3年生チームが制作したディスプレー作品が、JR香椎駅ビル「えきマチ1丁目香椎」の吹き抜け空間を春色に染めています。
2014年から始まった「『えきマチ1丁目香椎』空間演出プロジェクト」は、同学科栗田融教授の指導のもと、学生が自由な発想で制作したディスプレーを館内に展示し、“季節”を演出するプロジェクトです。
上品かつ軽快に舞う妖精と、天井照明の光に映えてピンクに輝く花びら。春の訪れを告げるこの作品のタイトルは、「心躍らせる春」。バレリーナのごとく軽やかに舞う妖精のスカートは、下から見上げた時に満開の花を感じさせる工夫を施しており、新たな出会いへの期待を込めた作品です。
成果
メンバーの吉岡佑里奈さんは、「企画提案、制作から設営までを学生が担うプロジェクトを通して、既成概念を壊し、新しい手法を取り入れながら制作する重要性を学びました。オーロラペーパーなどを多用した春爛漫の空間で、これからの新たな出会いを胸に前に進んでみようという気持ちになってもらえればうれしいです」と語ります。
この作品は、2023年5月末まで展示されています。お近くにお越しの際は、ぜひご覧ください♪