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埼玉県

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社会貢献

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SDGs

聖学院大学

公開講演会「サステイナブル・ファッション ~人と自然と衣服のつながり~」を開催

2023年5月15日

取組概要

 聖学院大学サステイナビリティ推進センター(SSC)と政治経済学部共催による公開講演会「サステイナブル・ファッション ~人と自然と衣服のつながり~」が開催されました。
 この講演会は、FASHION REVOLUTION WEEK*の一環として実施したもので、サステイナブル・ファッションに関する活発な取り組みをされている一般社団法人unisteps の共同代表、鎌田安里紗氏を講師にお招きしました。また、講演会の後半には、鎌田氏と本学の学生によるトークセッションが行われ、学生の疑問を一緒に考える時間となりました。

* 毎年4月24日を含む一週間(2023年は4月22~29日)に設定されているファッション産業の問題を考える週間。世界各地で多くのイベントや啓発活動が行われている。

成果

 鎌田氏の講演では、世界中でファッション産業の様々な問題に疑問を投じる「Who made my clothes?(私の服は誰が作ったの?)」などのムーブメントが発展した経緯、ファッション産業の具体的な問題として、労働環境やサプライチェーンの問題、大量生産・消費による環境汚染などがあることなどが指摘されました。また、今すぐにできるアクションとして、服がどのように作られたかを企業に問い合わせることや、身近でできるサステイナブル・ファッションが紹介され、服作りは多くの時間と人が関わり、環境への負荷も大きいものであること、消費者もそのプロセスをよく知ることが大切だと語られました。
 講演会の後半には、鎌田氏と学生4人によるトークセッションが行われ、学生から出された「サステイナブル・ファッションに関する活動で、大学生ができることは?」という問いに対し、鎌田氏が「住んでいる町の行政における古着回収の状況を調べ、住んでいる町が古着を回収していなければ行政に古着の回収をお願いしてみる」と提案されるなど、活発な意見交換が行われました。
 参加した学生からは、SDGsと洋服に繋がりがあると考えたことがなかったので、新しく興味を持つことができて大変貴重な時間を持てた、ひとつの服をつくるのに25.5kgものco2が排出されていて働いてる人達の苦労や世界に及ぼす影響を知ることができたなどの気づきが寄せられました。

関連リンク

https://www.seigakuin.jp/news/ssc/20230426/

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