取組概要
2023年5月17日(水曜日)に本学文京キャンパスにて、2018年7月の西日本豪雨によって被災した吉田町玉津地区(宇和島市)のミカン農家 中島利昌様をゲストスピーカーとしてお招きし、特別講義「防災に関する講演会」が開催されました。
この講演会は、桑名未来(人文4年)さんより「農家の方から西日本豪雨の状況や復興状況を知り、この災害を自分事として捉え直すことの必要性を感じるため開催してほしい」と教授に相談があったことから実現しました。
成果
講演会では、まず西日本豪雨の資料映像が流され、その後、中島さんから被災地がどのように復興し、どのような課題が残っているかなどをお話しいただきました。
中島様は「災害が起きる前に、減災防災で何かできることはないかを考え、可能なことから行動していって欲しい」と学生に呼びかけました。
講演会を終えた桑名さんは「災害が起こった時に自分や家族を守るため、まずは被災地で何が起こっていたのかを知ることが重要だと思います。今回の講演会がその良いきっかけになったら嬉しいです」と語ってくれました。