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環境

関西学院大学

飛沫防止パネルのリサイクルプロジェクトを実施

2023年7月5日

取組概要

6月28日、関西学院大学と株式会社大栄衛生は大学内で不要になった飛沫防止パネルのリサイクルプロジェクトを実施しました。プロジェクトの中心を担ったのは、関西学院大学SDGs 推進本部の下で発足した学生団体KG SDGs キャンパスサポーターです。
今回、3キャンパス(西宮上ケ原キャンパス・神戸三田キャンパス・西宮聖和キャンパス)から集まった飛沫防止パネルの総重量は約2.1tに及びます。今回集まった飛沫防止パネルをリサイクルすることで、焼却処分にくらべて約5.9tのCO2削減効果が見込めます。

成果

プロジェクトは大栄衛生 赤澤知宣 副社長による環境授業からスタート。赤澤副社長は同授業のなかで、リサイクルの手法には主にサーマルリサイクル、ケミカルリサイクル、マテリアルリサイクルがあることや、今回のプロジェクトの意義などを話しました。
質疑応答の時間では、学生から「リサイクルの機運が高まっている中で、なぜリサイクルしにくい素材を使った商品が多いのか」「海外のリサイクル事情と日本のリサイクル事情のちがいはどこか」など、多くの質問が飛び交いました。

その後、KG SDGs キャンパスサポーターらは飛沫防止パネル集積エリアに移動し、分別作業を行いました。今回分別予定だった飛沫防止パネルは一見同じ素材に見えても、アクリル樹脂、ポリカーボネート、PET樹脂、塩化ビニールなど、材質はそれぞれ異なります。今回は専用の機器を使用して素材を判別しながら、分別作業を行いました。また、パネルにシールなどがついているとリサイクルできないため、それらも取り除く必要がありました。この時間で分別する予定だったパネルの重量は約1.1tと大量でしたが、プロジェクトに集まった約10名の学生はそれぞれ役割を分担して分別作業に取り組みました。

プロジェクトを終えた学生からは「分別やリサイクルの意義を知ることができた」などの声がありました。

関連リンク

https://www.kwansei.ac.jp/news/detail/4938