取組概要
2023年6月24日(土)、「ボランティア・まちづくり活動助成事業 公開審査会・ドネーションパーティー」が実施されました。
聖学院大学では、地域と連携し地域課題の解決に取り組んでいます。「ボランティア・まちづくり活動助成事業」は、本学学生が取り組むボランティア活動の応援や、さらなる活性化を図るために2015年から続いている事業。公開審査会・ドネーションパーティーという形で、学生たちが活動を行う上で必要な経済的支援を求め、プレゼンテーション(3分間)を行い、発表を聴いた小中学生の赤い羽根審査員、大学同窓会(外部審査員)、当日来場した地域の方々(福祉関係者、公的機関、自治会、NPO等)からそれぞれ、助成・寄付を受けられる仕組みです。
今年は、SDGs×地域貢献活動を企画・実践する10の学生プロジェクトが発表しました。
本助成金事業は単に「お金をもらう」だけの場ではありません。学生たちの地域に出ていくことの後押しの場。卒業生など応援してくれる人との出会いの場。自分たち以外の違う視点を持つ人に発信することで活動の可能性を再認識する場。プレゼンテーションスキルが磨かれる場。等々学生にとっては、多様な出会いと成長の場にもなっています。
成果
今回、エントリーした団体は下記の10団体(「 」はプロジェクト名)です。有志のボランティア団体だけでなくゼミや部活動がエントリーし、多種多様な活動プレゼンが展開されました。
1.茶道部表千家 「とねの会はすだ保育園のお茶会ボランティア」
2.防災戦隊マモルンジャー 「命をマモルンジャーショー」
3.Petite Arche 古着プロジェクト 「ReFripes」
4.Petite Arche Project Farm 「Project Farm」
5.風光る春展 「春告げ鳥の夜明け」
6.ゆーはぴ 「学びの基礎は遊びから」
7.リアス 「未来を拓く活動」
8.チーム防災教室 「楽しく学ぼう!~命の守り方~」
9.U.D.I 「U.D.I」
10. ジェンダー勉強・交流同好会じゆうにといろ 「(仮)性の多様性理解増進プロジェクト 映画「〇〇」上映会」
審査の結果、見事全ての団体が助成金を獲得し、今年度の活動はそれぞれ動き出しています。また、見学いただいた地域の方々や卒業生からも多くのドネーション(寄付)をいただきました。ドネーションは各団体の活動資金としてはもちろんですが、応援してくれる人の想いとともに学生たちの背中を力強く押してくださることと思います。
2024年1月には各団体からの報告会を予定しています。