取組概要
スポーツ科学部の草薙健太ゼミは7月15日、豊田市駅東口まちなか広場で「スポキャンbar with 防災訓練」を開催しました。この取り組みは、「日本スポーツ産業学会」が実施しているアイデアコンペに草薙ゼミの3年生が提案した企画で、固いイメージのある「防災訓練」をアウトドアと組み合わせて、参加者が楽しみながら防災意識を高めることを目的としています。
企業や豊田市、自衛隊、地域団体の協力のもと、参加者はキャンプをしながら防災知識を学び、また避難所などでも楽しめるスポーツを体験できるイベントとなりました。
ゼミ生たちはそれぞれの担当に分かれて設営準備や運営を行いました。たき火コーナーでは、子どもたちに串に刺さったマシュマロを渡し、火に注意しながら一緒に焼きました。また、元農家の方から提供いただいた野菜をたき火で調理しました。特に、じゃがバターが参加者から好評を博しました。
薪割り体験では、豊田森林組合からいただいた木材を、斧やなたを使って割っていきます。子どもたちが体験する際には、道具の使い方や力の入れ方などを学生たちが丁寧に指導し、安全に十分配慮しながら薪を割れるようにサポートしました。
その他、ボッチャ体験や自衛隊による防災知識学習などにも学生がサポーターとして参加。子どもたちだけでなく、学生たちも楽しみながら学んでいる様子が見られました。
成果
参加者ではなく主催者という立場を初めて経験しました。一つのイベントを開催するだけでも、多くの方の協力が必要になることを実感しました。教員を目指しているので、運動会や文化祭などの学校行事において、関係者への感謝を忘れず、今回の経験を活かしたいと思います。