取組概要
国際交流協定校等からの外国人留学生を対象とした「夏期日本語・日本事情プログラム(JLC)」の最終プレゼンテーションが2023年7月28日、生田キャンパスで行われた。今期のJLCには韓国、アメリカ、タイ、ハンガリー、スペイン等からの留学生のほか、ウクライナからの避難民を含む計12か国38人が参加。留学生たちは日本での体験や母国の魅力などを日本語で発表し、7週間の日本語学修の成果を披露した。
成果
ブルガリア出身のボイチェバ・ツベタ・ミレノバさんの発表テーマは「日本に住みたいですか」。日本の好きなところや嫌いなところ、日本に住みたいかどうか、といったアンケートを行い、日本人学生、外国人留学生のカテゴリーに分けて比較した。「日本に住みたいと考えている人は、平和で生活の安全が保てることを魅力にあげた。反対に日本に住みたくない人は、ライフスタイルが合っていないと感じているようで、特に労働時間の長さを問題としていた」とまとめた。
韓国出身のリ・ジンイさんは、韓国第二の都市・釜山を旅行した経験を話した。食事や見どころなどを紹介し「釜山は韓国の雰囲気を感じることができる都市。とてもオススメです」と語った。
また、スペイン出身のマルチネス・カバレロ・アルベルトさんは、州ごとに独自の文化を持つスペインの魅力を伝えた。発表ではバスクとアンダルシアを取り上げ、「とてもきれいで面白い国なので、スペインに来てほしい」と話した。
他にも、学生食堂についての調査、マッチングアプリについての考察、韓国と日本の交流史、日本での旅行の思い出、自身の趣味やペットの紹介など、テーマは多岐にわたり、充実したプレゼンテーションとなった。