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姫路獨協大学

医療保健学部が中学生講座「大学で楽しもう!!『カラダを科学する2023』」を開催しました。

2023年9月12日

取組概要

姫路獨協大学医療保健学部では、2023年8月21日から4日間にわたり、地域の中学生を対象に「大学で楽しもう!!『カラダを科学する2023』」講座を開講しました。
大学の先生や学生と一緒に、研究室でカラダのしくみや生活動作について、検査機器・実験機器などを使って体験していただきました。

◆8月21日(月)「食事・更衣動作を科学する」【作業療法学科】
「作業療法とは?」の講義の後、視線分析装置を使い、普段の生活ではあまり意識していない視線をデータ計測し、食事動作・更衣動作における視線と動作の関係を体験していただきました。
また、自助具の例を紹介し、しっかり持ちやすくした形の箸・スプーン、滑りにくい素材が使用されている皿などを使って、食事動作も体験していただいたり、ボタンをとめることができない場合の更衣動作も体験していただきました。
◆8月22日(火)「聴こえ・脳・飲みこみを科学する」【言語聴覚療法学科】
「言語聴覚士とは?」の講義の後、グループに分かれ、「聴こえ」「ことばや記憶の機能」「飲み込み」などのコーナーを設け、学生が講師役となっていっしょに体験していただきました。
「聴こえ」のコーナーでは、防音室などで検査機器・道具を使って、検査方法、音の聞こえるしくみなどを説明しながら体験していただき、「ことばや記憶の機能」のコーナーでは、図形、つみき、カードを使って検査体験をしていただきました。また、「飲み込み」のコーナーでは、喉の仕組みを人体模型を使って説明し、聴診器を喉に当てて飲み物を飲み込む音を聴いていただきました。
◆8月24日(木)「肺・腎臓の働きを科学する」【臨床工学科】
「臨床工学技士の仕事について」の講義の後、血液浄化実習室に移動して、機能が失われた腎臓の代わりを行う「人工腎臓」を使って、オレンジジュースを血液に見立てた実験をしていただきました。
手術室を模した実習室に移動して、肺の機能と役割についてお話し、人工呼吸器やECMO(エクモ:体外式膜型人工肺)に触れていただきました。また、手術室の臨床学技士が実際に使用しているサージカルガウン、キャップ、手袋の着用体験をし、電気メスを使った実験をしていただきました。
◆8月25日(金)「身体運動を科学する」【理学療法学科】
「理学療法とは?」の講義の後、モーションキャプチャー(3次元動作解析システム)を使って、参加者の「歩行中の動き」を読み取り、その動きを計測していただきました。次いで、学生らと一緒にゴニオメーターを使って、腕の可動域を調べたり、肩の関節の屈曲や伸展、外転、内転を計測しました。
また、野球部に所属している参加者が多かったため、セラバンドを使った肩周りの筋肉を鍛えるトレーニングを紹介し、筋肉を触りながら体験していただだきました。

成果

◆体験後のアンケートから
・知らない世界が知れてとても楽しかったです。
・進路に困っていたので参考になりました。
・バネ付きはしやふちの高い皿などの自助具には、意外なところに工夫があって面白かった。
・大学生の教科書や模型など、普段見られないものを見せてもらってとても楽しかった。

関連リンク

https://www.himeji-du.ac.jp/event/2023/09/29634/