取組概要
2023年9月8日(金)、建築都市工学部住居インテリア学科 香川治美研究室の学生が設計した、障がい者グループホーム「YOKATOKO南片江 弐番館・参番館」の完成記念式典を執り行いました。
同施設は、学生が建設の際に、障がい者グループホームに適した立地調査、周辺環境との繋がりを期待したデッキの設置提案、近隣に建ちならぶ新築住宅と調和する外壁の色と素材の選定に取り組みました。また、居心地のよい住環境を重視した居室ごとに異なる色の壁紙といった、学生らしい新しい知見も採用されています。
成果
2021年2月に、安心計画株式会社と本学が産学連携により、障がい者グル―プホームの設計案・デザイン案のコンペティション「Gh-1グランプリ」を企画。
設計・デザイン案に対し一般公開によるWEB投票を行い、1位の案を株式会社スエナガの協賛により、新たな障がい者グループホームのデザインとして実際に着工し、参加学生の卒業後も、同研究室の後輩学生が実用性を考慮した間取りの変更や、内装デザイン・素材の決定等でプロジェクトを引き継ぎ完成したものです。
完成記念式典には、安心計画株式会社と株式会社スエナガも出席し、記念プレートのお披露目、記念樹の植樹式を実施しました。