取組概要
社会学部の開講科目「プロジェクト研究実践Ⅰ」(担当教員:野村実講師)では、地域連携プロジェクト「地域交通とモビリティプロジェクト」に取り組んでいます。
12月17日(日)に受講生である第2学年の学生16名が龍谷大学深草キャンパスで開催された「第19回京都から発信する政策研究交流大会」(主催:公益財団法人 大学コンソーシアム京都)に、大谷大学として初めて参加しました。
今回、テーマごとに4チーム(各4名)がエントリーし論文を提出したところ、見事に全チームが審査を通過して今回の発表に至りました。京丹後市に足を運び調査を行って得た知見から、地方部における交通政策やモビリティ、「共助」型のライドシェア、「買い物弱者」といった課題に対する政策提案を行いました。
成果
発表した学生からは、「論文を作成する段階から大会で想定される質問を考えるところまで、チームで協力してやり遂げることができた」、「こういった発表の場が初めてだったので、言葉の定義や先行研究などを調べて、政策提言まで検討するのが難しかった」、などの感想が聞かれ、達成感を得た様子でした。また、「審査員からの質問を受けて、検討が足りていない箇所があることに気づけた」という声もあり、学生にとって今後の研究をより深めるヒントを得て、有意義な一日となりました。