取組概要
さまざまな社会連携プロジェクトに取り組んでいる人間社会学部観光学科・西村典芳教授のゼミ。今秋からは、明石酒類醸造株式会社の課題解決に挑戦しています。
「明石鯛」というブランドの清酒をはじめ、ウイスキーやドライジンなどを製造している明石酒類醸造株式会社。その9割は欧米で展開されています。そんな同社からのお声がけにより、今回のプロジェクトがスタートしました。
成果
10月6日(金)には、2年生のゼミ生11名が、昨年オープンしたビジターセンターを訪問。
まず最初に、米澤仁雄社長から、海外展開するに至った経緯や歴史などについて説明がありました。
10月15日(日)には、2回目となるフィールドワークを行い、酒米の稲刈りに挑戦しました。
その後は、この経験を生かし、海外マーケットでの事業や販売事例について理解を深めながら、具体的なプロモーションの提案を考えてきました。
1月26日(金)の最終報告会では、アジア市場開拓に向けたプロモーション案を3つのグループに分かれて提案。
3チームの発表を聞いた米澤社長は、どのチームの提案に対しても高く評価。そのうえで、より良い内容にするためのアドバイスをゼミ生たちに伝えました。
今回プロジェクトに参加したのは2年生のゼミ生たち。こういった社会共創プロジェクトは初めての経験になります。そのなかで、プロモーション案を提案するだけでなく、データやそこからの分析、事例など、提案の根拠となる資料をしっかり揃えるなど、レベルの高い発表を見せてくれました。