取組概要
京都産業大学現代社会学部 鈴木 康久ゼミ(専門:水文化)は、「水がむすび、新たな価値を生み出す社会」をテーマに活動をしています。鈴木ゼミ生が2023年から錦天満宮に協力を得て行ってきた「水の聖地(※)プロジェクト」の第3弾として、錦天満宮を訪れた参拝者に向けて、錦天満宮をより深く知ってもらうための由緒書(パンフレット)を制作しました。2024年3月25日(月)より参拝者へ授与が開始されます。
(※)京都の水が千年の都の文化や景観を彩ってきたことを伝え、世界中から水を目的に京都に訪れてもらえるよう2022年に都のオアシスともいえる「錦地区」を「水の聖地」として定めた。
成果
【本件のポイント】
鈴木ゼミは2023年6月「水の聖地プロジェクト」にて京の名水「錦の水」を古く中世より活用している錦市場や錦天満宮の認知度向上のためのスタンプラリー、錦天満宮の摂社「塩竈神社」の御朱印制作、2024年1月にはオリジナルデザインの和菓子を振る舞うお茶会イベントなどを企画、開催した。これらの活動の縁からプロジェクト第3弾として錦天満宮の由緒書の刷新に協力する事となった。
由緒書を手にした参拝者に再訪してほしいとの願いを込め、錦天満宮を象徴する「菅原道真公」「牛」「梅」「提灯」「錦の水」などにスポットを当て紹介。また、全頁を通して写真を多く掲載し、子どもや外国人観光客が見ても分かりやすい由緒書を目指した。
由緒書は鈴木ゼミ2年次生3人、4年次生4人の合同チームで制作され、中国語訳ページはゼミ生の中国からの留学生が担った。
水の聖地プロジェクトについては下記をご参照ください。
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/2023_fs/20230616_400_suzukimizunoseiti.html
https://nishikitenmangu.or.jp/cat-news/3879/