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ノートルダム清心女子大学

大学院生が執筆したミニレビューが『地域ケアリング』2024年2月号(北隆館)に掲載|栄養生化学研究室 小林ゼミ

2024年4月23日

取組概要

小林ゼミの橘髙充加さん(大学院修士2年生)たちによって執筆されたミニレビューが、いのちと生活を支えるケアの知識・技術とその基盤となる理論と情報を提供する学術専門雑誌である『地域ケアリング』2024年2月号(北隆館)に掲載されました。

成果

今回の掲載は、編集部の依頼により『アグリバイオ』2023年1月号の同論文より転載されたものです。

タイトル「トリプトファン代謝異常から見た肥満誘導型疾患の多臓器連関とこの視座から見た機能性食品の創出」

肥満は、糖尿病や脂質異常症、高血圧、そして動脈硬化症など、様々な疾患と関連することが知られています。近年では、肥満によって、肝臓、心臓、膵臓、腎臓、腸そして脳など多臓器で代謝障害が起こること、またこれらの多臓器で連関して生じることが示されつつありますが、不明な点も多いのが現状です。小林ゼミでは、高脂肪・高コレステロール・高フルクトース食(GAN飼料)で肥満を誘導したマウスで、肝臓のみならず他の様々な臓器で線維化などの症状を示すこと、またそこにトリプトファン代謝が関連する可能性を示しつつあります。この論文は、ゼミでの研究内容を、コンパクトにまとめたものです。

なお、本稿の研究報告の一部は、日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)「キノリン酸の臓器線維化惹起作用の解明と臓器線維化から身体を守る食品成分の探索」(2022-2025)(研究課題番号:22K11716,研究代表者:小林謙一)および公益財団法人両備檉園記念財団第44回研究助成(生物学研究奨励賞)「非アルコール性脂肪肝炎におけるトリプトファン代謝異常の「腸-肝-脳」連関の解明」を受けて実施しています。

『地域ケアリング』2024年2月号
http://hokuryukan-ns.co.jp/cms/books/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e3%82%b1%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b02024%e5%b9%b42%e6%9c%88%e5%8f%b7-%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%80%e7%ac%ac49%e5%9b%9e%e5%8c%bb%e7%99%82%e3%83%bb%e7%a6%8f%e7%a5%89%e3%83%95/

関連リンク

https://www.ndsu.ac.jp/blog/article/index.php?c=blog_view&pk=17122070525a6042a2be04f137274a057d5c5b4e9c