取組概要
2024年9月9日(月曜日)、四国中央市立新宮小・中学校において本学との連携授業が実施され、同校の中学部全校生徒と本学学生が交流しました。
成果
今回は、愛南マダイ応援隊のメンバーとして活動している徳弘あやさん(経営4年)、清水穂乃さん(経営2年)、大野和香さん(人文2年)から、愛南町の養殖真鯛を中心とする販売促進活動、ボランティア活動や学校訪問、愛南ゴールドのフルーツポンチを販売した土曜夜市(松山)、YouTubeや各種SNSによる情報発信、クラウドファンディングの実施や法人化に向けた取り組みなど、愛南町の魅力を発信する実践的なプロモーション活動で、どのようにアイデアを出して企画を立て、実現していったのかというプレゼンテーションを通じて地域活性化のヒントが提示されました。聴講した同校生徒からは「愛南町で好きな場所や食べ物は何ですか?」や「情報発信の活動を通して嬉しいことは何ですか?」など多くの質問が寄せられました。
その後、「新宮の魅力を全国に発信しよう!」というテーマのワークショップを行い、8つのグループに分かれて話し合いと同時にパソコンでスライドが作成され、それぞれのグループの代表生徒から、愛媛県立三島高等学校と連携しながら新宮の新しい地域資源として開発しているロックバランシングについて効果的な情報発信に関するアイデアが披露されました。
それぞれのグループの発表に対して講評した徳弘さんは「私たち愛南マダイ応援隊と同じ、愛媛の地域の魅力を発信するというテーマで熱心に取り組んでくれる生徒が多く、私たちも楽しむことができました。また、いかにSNSを通じて心を惹きつけるかについて柔軟なアイデアやプレゼンがたくさんあり、大変刺激を受けました。愛南マダイ応援隊の取り組みやプレゼンが少しでも新宮中の皆さんの今後の活動のヒントになれば嬉しく思います。」と感想を述べ、今後の魅力発信の活動に対して、参加した生徒たちにエールが送られました。
この連携授業は、2018年度から毎年度実施されています。なお、2022年11月1日に四国中央市教育委員会と連携協定を締結しています。