取組概要
9月18日(水)、人間社会学部観光学科・山川拓也准教授のゼミに所属する学生と有志学生が、地方からの修学旅行生に神戸の街を案内しました。
株式会社JTB神戸支店が事務局となっている『ひょうご神戸B & Sプログラム』。これは、修学旅行や校外行事で神戸（兵庫県）を訪れる中学生・高校生に対し、神戸で学ぶ大学生・留学生がガイド役となり、兄弟・姉妹（Brother＆Sister）のように、『街歩き』+『交流』を提供するもの。今回、同社から話を受けた山川准教授の呼びかけで集まった学生17名（ゼミ生11名と有志学生6名）が、本プログラムに取り組みました。
成果
今回は、同社が用意した6つのコースの中から、修学旅行生が班ごとに希望した4つのコースに同行することに。どのコースも、出発地点は人と防災未来センター、到着地点はメリケンパークですが、その間は『南京町エリア』『北野異人館エリア』『ベイエリア』『HAT神戸エリア』を、学生たちがガイドとなって散策しました。
移動は、基本的に公共交通機関や徒歩で行い、道中も修学旅行生と積極的にコミュニケーションを図りながら、神戸の魅力を紹介した学生たち。学校からの要望にもあった、観光スポットだけでなく街中に点在する阪神淡路大震災の遺構にも立ち寄るなど修学旅行ならではのルートを巡ることで、学生たち自身も改めて神戸の魅力を感じ、街の深層を理解することができました。
本プログラムは、『コミュニケーション能力』、『主体性』や『協調性』、『リーダーシップ力』など、社会人に求められるスキルの育成に役立つ取り組みでもあります。参加した学生たちも、今回の取り組みを通して、今後の就職活動や社会生活に生かせる貴重な学びを得ることができたようでした。
なお、この取り組みは10月と11月にも行う予定です。
2024.10.22
教育 社会貢献
