校章などサムネイル
実施地域アイコン

実施地域

福岡県

取組内容アイコン

取組内容

グローバル社会貢献

実施体制アイコン

実施体制

学部・学科

連携状況アイコン

連携状況

連携なし

筑紫女学園大学

特別授業「JICAの国際協力-持続可能な開発と自然環境保全-」を開催しました!

2024年11月15日

取組概要

 アジア文化学科1年生の必修科目「アジア文化基礎ゼミナール」では2024年10月28日、JICA九州市民参加協力課の黒住知代さんをご講師にお招きし、「JICAの国際協力-持続可能な開発と自然環境保全-」というタイトルで授業をしていただきました。

 JICAそのものや、JICAの自然環境保全事業についてのご紹介はもちろんのこと、ご講師の黒住さん自身が大学で農地保全、中でもフィリピンの伝統的な棚田を現地の伝統知を活かしながらいかに保全するかの研究をされていたということで、大学時代から入所後までのさまざまな体験談を交えながらのお話に、学生たちは熱心に耳を傾けていました。質問コーナーでもたくさんの質問が飛び交い、大変有意義な時間となりました。

成果

 講義を受けた学生たちの感想をご紹介します!

*JICAについては高校の授業などで耳にしたことがありましたが、詳しい活動は知らなかったので今回詳しい話が聞けてよかったです。道路など、ライフラインの整備で助けた人々の数が想像以上に多く、このJICAの重要性を感じました。また、特に母子手帳についてのお話が印象に残りました。私にとって母子手帳は当たり前のもので、日本のものという感覚はありませんでした。JICAのような機関がないと母子手帳を世界へ発信するなど到底出来ないので様々な角度から手助けをできるJICAはとても大切なものだと感じました。

*今回の講演の中ではじめてJICAの存在と行っている取り組みを知りました。環境は経済発展のために不可欠なもので、全ての基盤になるものであるため、環境を守るために私たちがなにをできるかを考えながら学んでいきたいと思いました。自分の得意な部分を途上国に伝えることができる機会は貴重だと思うのでいつか挑戦したいと考えました。
 アジアを学ぶ立場にいる私たちが就職した時、なにを活かせるかや、どのようにアジアと関わっていきたいかなどをさらに深く考えながら学ぶとともに世界を舞台に活動しているJICAなどの団体にも興味を持ったので、自分から積極的に探して関わっていきたいと思いました。

*SDGsは、ベースとなるSDGsが途上国の発展にとって大事な役割を担っていることを今回の講義で感じた。今日の講義で印象に残っていることは、日本をお手本に海外の環境問題を解決したということである。特に、日本の琵琶湖の水質を改善したときのようにベトナムの水質環境問題を改善していたことには、とても驚いた。また、日本の支援はお金だけでなく現場の技術も提供していてすごいと思った。自然に根ざした社会課題の解決は魚のとり方やそれに関する知識など基本的なことも現地の人に教えていてJICAは様々な活動していることを実感することが出来た。森林コーヒーをつくり研修したり、森に優しいものを作って現地の人々の暮らしを支援したりしている所にボランティアは、色々な種類の色んな形があることを感じた。国際協力によって日本や途上国だけでなく世界にとって価値を「共創」していくことは、大切なことであると今回の講義で感じた。

 今回の講義で受けた刺激を今後の学びの糧として、貪欲に知識を吸収し、様々なことに挑戦していってほしいと願っています。

関連リンク

https://www.chikushi-u.ac.jp/department_information/archives/2164