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大分県

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地方創生・地域活性社会貢献

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全学

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企業

立命館アジア太平洋大学

大分の食文化を知る!APU麹DAY2024を開催

2024年11月20日

取組概要

 2024年10月6日、APU卒業生の古澤有依子さん(アジア太平洋マネジメント学部 2007年卒、日本)らが発起人となった、APU麹DAY(主催:APU麹DAY実行委員会、協賛:三和酒類株式会社)がAPUキャンパスで実施されました。このイベントは「大分の食エコシステムを革新し、地域と世界を繋ぐこと」を目標に、学生と卒業生、そして県内の企業との連携を通じて企画されました。APU麹DAYは、麹について学ぶ午前の部と、麹を食する昼食の部、能登半島地震へのチャリティ企画を行う午後の部の3部構成で行われました。当日は、APU卒業生の有志や協賛企業の三和酒類株式会社、そして麹に関心のある在学生も参加し、麹について学びを深める1日となりました。

成果

 午前の部では、「麹」をテーマにしたセミナーが実施されました。協賛企業である三和酒類株式会社の岡本晋作氏は「麹文化の蒸留酒」と題して、麹が果たす役割や商品展開、焼酎の製造過程紹介など、いかに日本の酒文化において「麹」が不可欠であるかを解説しました。また、卒業生の天野由紀さん(アジア太平洋学部 2014年卒、日本)は調味料の基礎知識について、吉岡良得さん(アジア太平洋学部 2006年卒、日本)は麴師として働くご自身の経験から、身体が喜ぶ麹の働きと暮らしに役立つ麹の活用方法について説明しました。講演後の質疑応答では、麹に関心を持った参加者から「麹と酵母の違いは?」、「焼酎の製造方法は同じなのに、製造会社によって味が違うのはなぜ?」、「お酒は身体にいいの?」、「麹は海外でも使われているのか?」など多くの質問が寄せられました。

 昼食の部では、APU在学生と卒業生が共同でレシピ開発を行った「麹プレート」が限定50食で販売されました。APU在学生メンバーは7月から活動を開始し、この日のために試作を重ねてきました。「麹プレート」では、麹を使って下味をつけた鶏肉が使用されたチキンライスが提供され、完売となりました。

 午後の部では、令和6年能登半島地震で被害を受けた方々への支援を目的として、チャリティ映画「一献の系譜」が上映されました。支援には麹プレートの売上も充てられ、売上金から経費を差し引いた金額とチャリティ映画上映にお寄せいただいた義援金の合計は、25,500円となりました。この義援金はすべて公益財団法人ほくりくみらい基金 「令和6年能登半島地震 災害支援基金」に寄付されます。

関連リンク

https://www.apu.ac.jp/home/news/article/?storyid=3535