取組概要
2024年11月3日(日)、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)とAPUは、高校生向けワークショップ「世界を大分色に染める!~大分の伝統文化・伝統工芸品を海外で売るには?~」を開催しました。
このイベントはAPUのオープンキャンパス開催に合わせて企画され、全国11都府県からの参加者がAPUの学生と共にワークショップに参加しました。
ワークショップの前半には、USUKIYAKI代表取締役であり陶芸家の宇佐美氏から、大分県の伝統工芸である臼杵焼を通じた地域活性化や海外展開の取り組みについて講演がありました。また、JETRO宮崎貿易情報センター係長の真崎氏より、JETROのビジョンや海外ビジネスの展開における留意点などの説明がありました。
その後、参加者は、小グループで臼杵焼の海外展開について闊達に議論をし、それぞれのプランを審査員の前でプレゼンテーションしました。企業・団体の方や主催者であるJETROとAPUの教員が審査員を務め、継続的なビジネスモデルか、実現可能性があるかなどの項目を審査し、最優秀賞として2つのグループが表彰されました。
成果
参加者からは、初対面のメンバーに自身の考えを伝える難しさやグループワークの楽しさ、海外ビジネスについて審査員の専門的なフィードバックが非常に参考になったという言葉が寄せられました。
JETROとAPUは2022年に国際的な産学連携、人材教育、学術研究を推進し、日本全体および大分県をはじめとする国内各地域の発展、人材育成に寄与することを目指す包括連携推進協定を締結しています。