取組概要
青山学院大学では、企業や地方公共団体及び自治体との連携による社会貢献活動や学びの機会つくりを目指しています。
大塚製薬株式会社との連携協定に基づき、2024年12月18日(水)青山キャンパスにて、「サステナブルなスポーツ大会を考えるワークショップ」を実施いたしました。
成果
本ワークショップでは、スポーツを「する・みる・ささえる」方々の健康維持増進を目指し、スポーツ大会の運営支援や地域の方々の健康課題解決に向けた取り組みを行う大塚製薬の社員の方を講師に迎え、「サステナブルなスポーツ大会を考える」をテーマに同社の取組や事例をまじえて講義を行っていただきました。
参加学生たちは、大規模なスポーツイベントで行われている環境へ配慮した取組や企業が果たすべき責任について学び、その後のグループワークでは自らのボランティアの体験等をふまえ、サステナブルな大会運営について考え発表しました。スポーツ大会でのボランティアの経験、企業視点での講義、それらを踏まえて参加者同士意見交換をすることで、社会課題に対して考える力を磨きました。
■ワークショップ概要
日時:2024年 12月 18日 (水)13:20~14:50
場所:青山学院大学 青山キャンパス
連携企業:大塚製薬株式会社
テーマ:サステナブルなスポーツ大会を考える
参加学生数:8名(4名×2グループ)
■ワークショップの様子
大塚製薬ニュートラシューティカルズ事業部で活躍する講師の方より、同社でのサスティナブルな取り組みについて説明があり、その取り組みのひとつとして行われているマラソン大会でのボランティアにより回収された紙コップから作られたトイレットペーパーが紹介されました。マラソン大会のボランティアに参加したことがある学生は、自分たちの活動の結果が可視化されたことにより、ボランティアの重要性を改めて感じることができました。
グループワークでは、現実的なアイデアから学生ならではのおもしろい発想のアイデアまで様々な視点での意見が挙がり、それらに対し講師から直接フィードバックをいただける非常に貴重な機会として学生たちは熱心に取り組んでいました。
参加学生からは「自分の経験を振り返って課題を抽出したと同時に、他の学生の様々な視点から見つけた課題や解決策が新鮮で、勉強になった」「他者と意見交換をしながら、あらゆるアイデア出しをしたことで、インプットとアウトプットを同時にすることができ、社会課題に対する理解がより深まった」などの感想が寄せられました。
本学では、今後も企業・自治体等と連携を深め、学生また社会にとっても良い機会を提供できるよう努めてまいります。