取組概要
実施地域
広島県広島市、広島県廿日市市、広島県北広島町
取組目的
○地域人材の育成
概要・成果
○「イノベーション・ブリッジによるひろしま未来協創プロジェクト」(通称ひろみらプロジェクト)では、以下の3分野に重点を置いて活動し、目標設定や効果を確認している。
<教育面>
○「イノベーションについて知る・学ぶ」ことを年次学習目標とし、地域と協働で“地域イノベーション人材”の育成を標榜。対象学生2,415名の記述内容から主に、
1.地域イノベーションの理解
2.技術(リサーチ、デザイン、発信)修得
3.地域活動への意欲・知識の獲得
4.気づく力の修得(コミュニケーション)の力が育成されていることを確認
<研究面>
○シンクタンクメンバーによる地域志向研究(通称「ひろみら研究領域」)を年間3件以上支援し、地域資源の価値化にかかる相談を年間60件以上受けることを目標とし、結果制度開始後合計で200件以上相談件数が増加。
<社会貢献面>
○「イノベーション・インデックス」(当該地域の魅力を指標化したもの)をまとめ、連携協定先を増やすという目標を掲げ、事業開始直後の15件から21件へと協定数を増加(一般財団法人ひろぎん経済研究所、北広島町、株式会社もみじ銀行、廿日市市商工会議所、坂町、広島信用金庫)。
取組の工夫
<教育>
○学部で個別的に実施されてきた地域志向の教育に資する科目をまとめ、体系化のためのいくつかの科目を加え、「地域イノベーションコース」を開設した。
<研究>
○「ひろみら研究領域」の研究支援については、その制度を平成25 年度に創設し規程整備を行った。平成26年度以降、年4件の支援を行うこととしたが、補助金減額に伴い、平成29年度は1件の支援となった。
<社会貢献>
○現地の魅力を指標化した「イノベーション・インデックス」を毎年蓄積することで、地元住民が自らの地域の魅力を経年的に知ることができ、かつ他の地域に向けて当該地域の魅力を発信することができた。地域の課題を理解・共有化しその魅力を発見することを目的として実施する学外講座として、オープンスクールを開講。当該地域の課題を、地域住民や関係教職員・学生で理解・共有化した。
活用した国・政府の支援
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(文部科学省)
成果
イノベーション・ブリッジによるひろしま未来協創プロジェクト(通称ひろみらプロジェクト)は、2018年3月31日をもって終了した。