実施地域
鳥取県、山形県天童市、福井県鯖江市
取組目的
○地方への新たな人の流れの創出
概要・成果
○2012年度から実施している本プログラムは、複数回の東京での事前学習や事前調査を経た後、夏期休暇を利用して現地に赴き、各自治体から提示された課題に対して現地調査で解決の糸口を見つけ、地域活性化に繋がる政策提言を行っている。提言が実際に自治体・NPOで採用された例は以下のとおりである。
<2013年度>
天童市:ふるさと納税制度返礼品の提案及びキャッチコピー「あなたの第二のふるさとに天童が立候補します」
鳥取NPO:体験型プログラム「鹿野ちゃれっじ」
<2014年度>
鯖江市:人形浄瑠璃と吹奏楽の融合「ユニーク浄瑠璃」/幅広い年代に気軽に楽しんでもらう「浄瑠璃カフェ」/町のシンボルが楽しく案内する「レッサーパンダ柄案内板」
※なお、2016年度からは政策提言にこだわらず、現地体験や住民交流の成果を成果物として地域に示している。
<2016年度>
○鳥取県:「行ってきました!鳥取市。明治大学ふるさと活動隊体験レポート」HP作成 ※鳥取市HPに掲載中
○天童市:天童市観光マップの作成
※天童市のイベント等で配布中
取組の工夫
○計画段階から3地域とは密に連携を取り、自治体が求めていること、大学が学んでほしいことを内容に盛り込むようにしている。
○1自治体につき1名の担当職員がつき、日程や手配等全て相談しながら準備をおこなっている。
<事前学習>
○受入自治体の職員を招いての現地レクチャーを実施することによって、現地体験前に学生と自治体職員の交流をはかり、スムーズに現地で活動できるようにしている。
○地域活性化を専門とする教員による学習会を実施し、地方の現実や厳しさを事前に学び、東京の大学生として何が出来るのか考えるよう促している。
<現地体験>
○自治体職員、地域住民との交流の機会を必ず設けるようにしている。