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学生活動団体Praxisが酒田市日向地区をPRする冊子を作成しました


学生活動

 酒田市八幡の日向地区での長期学外学修プログラム参加をきっかけに活動が始まり、地域の課題解決に向けて「大学生にできること」を実践しようと、2018年度に学生たちが立ち上げた団体「Praxis(プラクシス)。現在まで、学生カフェによる居場所づくりや自然資源利活用に向けた地域の子どもたちとのキャンプなどを行ってきましたが、その一環として、日向地区の情報を網羅した冊子「ETHICAL(エシカル)」を制作しました。以下では、「ETHICAL」に学生がこめた想いと、冊子の一部を学生の解説を交えて紹介します。

 また、3月20日(水)18時30分~、本学酒田キャンパス104教室で、Praxisの活動報告会を開催します。申込は不要ですので、みなさまぜひご参加ください。

■「ETHICAL」に学生たちがこめた想い
「ETHICAL(エシカル)」は、「倫理的・道徳上の」という意味で、日本では「お互い様」や「おかげさま」「もったいない」などの意味合いにもつながっています。このエシカルな感性は日本社会の中でも大切にされてきた生き方だと考え、長期学外学修プログラムでお世話になった日向地区の地域づくりに、学生として貢献できればと思い、作成しました。

 ”地域活性化のために” 
「Praxis」の活動を通して感じたこは、地域にとって小さな存在である自分たち学生の〝ひとかけらの可能性”でした。地域にとってこの冊子がどう影響を与えるかはわかりません。しかし、南米の民話『ハチドリのひとしずく』に出てくるハチドリのように、「わずかな力でも、今自分たちにできることはなにか」を考えました。学生という立場からしかできないことがきっとあると思います。この冊子で少しでも「日向」という地域を知ってもらえたら幸いです。

「日向でデートするなら!!」をテーマに、日向地区の観光名所をデートコース風に紹介。学生が彼氏・彼女のモデル役になり、5つのデートスポットを巡る〝理想の日向デート”を体験しているほか、日向の観光名所の一つで、Praxisが期間限定で運営したレストスペース「AL Coffe(アルコーヒー)」のPRも掲載している。デートに限らず、日向へ観光に行く際のオススメスポットを知ることができる。

地域で古民家料理屋を営んでいる富樫麗子さん。お店は完全予約制で決まったメニューはなく、その時の旬な食材を使用した料理を提供している。器など全てに、来てくれたお客様への感謝の気持ちがこもっている麗子さんの料理。「なぜ自分の店を持とうと想ったのか」-そこには、麗子さんの、地域に対しての強い想いがあった。

Praxisでは、活動の様子を動画でも撮影。メンバーが脚本をつくり、ストーリー性を持たせた内容になっており、動画は公翔祭(本学大学祭)や日向地区のイベントなどで公開した。動画を担当したメンバーが、撮影を通して感じた地域への想いや魅力を記事にしている。