粕屋町の魅力を伝えるガイドマップを制作しました

  

 芸術学部ビジュアルデザイン学科4年生5人が、粕屋町の魅力を紹介する「粕屋町ガイドマップ」をデザインしました。

 子育て世代や転入者に対し、“粕屋町の住みやすさ、良さを伝えるガイドマップ”を作りたいという町の要望をもとに、学生たちは昨年4月から企画立案に着手しました。同町のランドマークである駕与丁かよいちょう公園やかすやドームなどの町の施設を実地調査するとともに、町民への聞き取りを通して、町の魅力を再発見していきました。

 完成したガイドマップは持ち運びやすいA6判のコンパクトなサイズで、広げるとA3判の裏面全面の町の地図が現れるマジック折りの工夫がされており、緑豊かな自然や町民の温かさを表す柔らかな配色です。

 また、駕与丁公園内の写真スポットを掲載した「駕与丁公園ガイド」もデザインしました。「粕屋町ガイドマップ」とは違った趣の鮮やかな色合いで、バラ園や展望広場の風車など、“映える”フォトスポットを紹介しています。

 3月28日(月)には、粕屋町役場にて完成報告会が実施され、学生たちは箱田彰町長に完成したガイドマップとガイドを進呈しました。

 箱田町長は、「学生の若い感性で、町の魅力が詰まったガイドマップを制作してもらいました。名刺交換の際に配布したい」と語りました。

 プロジェクトメンバーの古田隆憲さん(小郡高校)は、「粕屋町の魅力を最大限伝えるにはどのようなアプローチでデザインすべきか、苦心しました。この町が好きだという思いを原動力に制作に励んだので、ぜひ多くの方に手に取ってもらいたいです」と振り返りました。

 ガイドマップとガイドは、町役場を含む町内の施設でも配布しています。ぜひご覧ください。

 折り加工と切り込み加工を行うことで、1枚の印刷物を8ページのパンフレットとして利用できる、
  手品(マジック)のような製本手法のこと。

【芸術学部】 

 

 

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