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2022.05.14

デジタル技術を使った「田植え」を通してスマート農業を体験

 5月14日(土)、農学部牧農場において「食の循環実習Ⅰ」の一環で田植えを実施(1年次約450名が参加)しました。5月の田植えはすべての1年次を対象に毎年実施していますが、2022年度は文部科学省/大学改革推進等補助金「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」(以下「アグリDX」)の採択を受け、水田センサー等を設置するなど、スマート農業の一端を体験しながら取り組みました。水田センサーで測定した水位や水温データは無線経由でクラウドに蓄積され、スマートフォンのアプリで確認することができます。田植えに参加した学生(1年生)は、指導教員からスマートフォンで表示されるデータを見ておどろきの表情をうかべていました。
 現在、日本の農業は農業従事者の高齢化や大規模化等の多くの課題を抱えています。これらの課題を解決するための農作業の効率化や省力化に向けた取り組みとしてスマート農業の普及が進められています。農学部では、アグリDXの取り組みを通してデジタルマインド・スキルを修得し、デジタル化の技術や考え方を地域社会や産業界に広く普及できるような人材育成に取り組んでいきます。