• 2022.06.01
  • 総合政策学部

本学学生が企画した「みんなの和プリン」の完成記者発表を行いました

2021年9月から本学総合政策学部松井ゼミで取り組んできた、柔らかく、誤嚥もしにくい『高齢者向けのお菓子 「みんなの和プリン」』が完成し、5月31日、学内で記者発表を行いました。

このプロジェクトは、地域活性化に貢献する吉本興業が呼びかけ、お菓子のラベルデザインは四日市商業高校の生徒さんたち、製造は障害がある人の就労支援を行う伊勢おやき本舗(NPO法人市民社会研究所)が担当しました。

 松井ゼミの学生たちは全くゼロの状態から「ババロア」にたどりついたのですが、ババロアの知名度が低いことがわかり、プリンに変更しました。味は三重県産のあおさ、かぶせ茶、黒ごまを使うことにし、何度も試食した結果完成したのが「あおさみるく」「きなこ」「抹茶」「黒ごま」「こしあん」の5種類の和風プリンです。柔らかく、カロリーも抑えられていて、とても美味しく仕上がりました。

 ラベルは四日市商業高校の生徒さんたちがたくさんの案を作ってくれ、それを学生たちの投票で1つに絞り込みました。ネーミングも高校生たちの提案の中から「みんなの和プリン」を選びました。「和」には、「和風」と「人のつながり」の2つの意味が込められています。

完成した5種類を試食した結果、学生たちに最も人気があったのは「あおさみるく」です。
最初から「あおさ」を提案してきた東山雅幸さんは、「最初はそれほど支持がなかったけど、最後は一番人気になって嬉しい」と語りました。めったにない記者発表の場で、何人もの記者さんから質問を受けた学生たちは「商品を作る企画は初めてだったので、参加できてよかった」と回答していました。

みんなの和プリンはこれから高齢者施設を中心に販売されるほか、吉本興業も販売に協力することになっています。

今後お買い上げいただいた施設を訪問し、学生と高齢者との交流も行われる予定です。「みんなの和」が広がるのが楽しみです。

中日新聞掲載記事はコチラ

 

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