学生ファシリテータ企画 第2回「Oneファシ」を開催しました

2022.07.21

「学ファシについてもっと知りたい!」「秋からの学ファシ活動に参加するまでに何かしたい」という1年次生からの要望に応え、有志の学生ファシリテータ(以下、学ファシ)が交流イベント「Oneファシ」を自主的に企画・運営しています。
第2回となる今回は「傾聴」にフォーカスしたワークを実施しました。

企画・運営メンバーより

第2回「Oneファシ」はファシリテーションに必要なスキルの「聴く力」に注目をして企画しました。今回の内容は「Oneファシ」をやろうと思った1番の動機でもあったので、この回ができたことを心から嬉しく思うと共に、皆さんに感謝しています。第3回以降も多くの方がこのイベントに興味を持ってくださればとても嬉しいです。
※「Oneファシ」は、ファシリテーションを知る入口(1段階目=One)を作りたいという思いから始めた企画です。

実施概要

日時 2022年7月13日(水)15:00~16:30
場所 F工房(4号館1階)ほか
主な対象 学ファシに興味がある人、学ファシ活動をしてみたい人、その他どなたでも
参加者 学生12名
グラフィック・ファシリテーションを用いながら進行打合せをする運営メンバー

第1回の参加者から挙がった「次回も参加したい」「もっと知りたい」という声を受けて、今回は前回より長い90分のプログラムで実施しました。
今回も企画段階から事前準備・当日の進行まですべてを企画者の学ファシを中心とする運営メンバー3名が担い、さらに当日は6名の学ファシが運営をサポートしました。

プログラムの詳細

プログラムでは、4つのグループに分かれてカードを使ったアイスブレイクを行った後、今回のテーマである「聴く」ことをテーマにした2つのワークを実施しました。

1つ目のワークでは、「聴き上手な人はどんな人?」をテーマに、付箋紙を使いながらブレインストーミングを行い、まず各自で意見をできる限りたくさん出しました。次に、ブレインストーミングで出した付箋紙をグループ内で共有し、”意見が似ている”や”近しい”付箋紙を集めて模造紙にグルーピングするという「KJ法」を用いてまとめました。参加者は、このワークを通じて聴き上手になるにはどのような要素が必要かを考えました。
2つ目のワークでは、「ポーカーフェイス・コミュニケーション」と題し、異なる2つの「聴く」態度からファシリテータとして大切にしたい「聴く」姿勢について、体験を通じて学びました。
体験後には、進行を担当した学ファシが、「意図開き」を行い、実施した2つのワークを振り返りながら今回のねらい等をわかりやすく解説しました。

今回の参加者のうち約半数は前回に続いて2回目の参加でした。参加者の多くが「ファシリテーション」や「学ファシ」等への関心をきっかけに集まっていたことから、すぐに打ち解けていました。また、会場を2つに分けて実施しましたが、休憩時間には会場を行き来したり、終了後は他のグループの模造紙を見に行ったりと活発な様子が見られました。

グループワークの様子
KJ法を用いてまとめた模造紙
「意図開き」での解説の様子

参加者からは「このイベントシリーズには初めて参加したのですが、自分の想像を越える発見が沢山あって楽しかったです。」「1人で参加することに不安を感じていましたが、皆さんが気さくに話しかけてくださったのでとても楽しい時間を過ごせました!」といった感想が寄せられました。

第3回も計画中です。詳細が決定次第、学生の皆さんにはPOSTでお知らせしますのでお楽しみに!

学生ファシリテータ(学ファシ)とは

授業やイベント等でグループワークの円滑な進行をサポートする学生スタッフです。
授業内での自己紹介ゲーム(アイスブレイク)の進行や、受講生同士の話し合いのサポートなどを通じて「学生の主体的な学び」を支援します。
※ファシリテータとは:グループ活動などがうまく運ぶよう支援する人のことです。

◆次期学ファシ募集説明会は下記の日程で実施しています。詳細はPOSTをチェックしてください◆

日時 7月19日(火)、21日(木)、22日(金)
12時25分~13時05分
場所 T204教室(天地館2階)
備考 活動希望者は必ず参加してください。

学生ファシリテータSNSアカウント【公式】

学ファシ広報メンバーが学ファシの存在を多くの人に知ってもらえるよう自分たちの活動の様子などを投稿しています。

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