学生が提案するアップサイクル体験イベント『京都SDGs大作戦』を開催

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 2022年10月23日(日)、ゼスト御池の河原町広場にて、経営学部・木下達文教授が担当する4回生のゼミ生14人(※1)が、共同研究事業「エターナリープロジェクト」の集大成として、『京都SDGs大作戦』という、アップサイクル(※2)体験イベントを開催しました。
 「エターナリープロジェクト」は、若い世代がモノを大切にする工夫や伝統産業・技術の重要性について知るきっかけをつくり、社会課題解決に向けての意識向上につなげることを目標に立ち上がりました。学生たちは染工場や縫製所など、5つの地元企業と連携し、プロジェクト実現に向けて準備を進めてきました。また、Instagramでは京都の伝統産業について地元企業に 取材した内容や、SDGs関連の情報を発信するなど、積極的な活動のPRを行いました。
 イベント当日は、「AI時代における手仕事の価値~ものを大切にするエターナルな社会構築に向けて~」というテーマで、プロジェクト連携企業とのトークセッションを行いました。また、アップサイクル体験では、Tシャツの染色体験やワッペン付け、古着を使ったエコバッグ制作や、風呂敷を使った包み方講座を実施し、子どもからお年寄りまで幅広い年代の人が楽しみました。さらに、学生が京都の伝統産業について取材した内容をまとめたパネル展示を、興味深く読む来場者の姿も見られました。

 

 約1年間に及ぶ準備期間を経て迎えた当日は、事前のInstagramでの熱心な告知の甲斐もあり、学生の予想を上回る来場者でブースが賑わいました。学生にとって、また参加者にとっても、ものづくりやコミュニケーションを通して、楽しみながら環境問題と向き合うことができる有意義な時間となりました。

 

 木下ゼミ4回生| SDGs×伝統産業
 Instagram : @sdgs_kyototachibana (https://www.instagram.com/sdgs_kyototachibana/)
 

 ※1:2021年4月に経営学部が開設されたため、ゼミ生は現代ビジネス学部都市環境デザイン学科の学生です。

 ※2:アップサイクルとは、本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。 

 

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