三菱電機との基本協定を締結

学校法人早稲田大学と三菱電機株式会社
サステナビリティ社会の実現に向けた包括連携に関する
基本協定を締結

 学校法人早稲田大学(所在地:東京都新宿区、理事長:田中愛治、以下「早稲田大学」)および三菱電機株式会社(所在地:東京都千代田区、執行役社長:漆間啓、以下「三菱電機」)は、2023年11月8日(水)、「サステナビリティ社会の実現に向けた包括連携に関する基本協定」(以下、本協定)を締結しました。

(写真左から)早稲田大学 総長 田中 愛治と三菱電機 執行役社長 漆間 啓

本協定の目的

 本協定は、早稲田大学と三菱電機がともに、サステナビリティ社会の実現を目指し、産学連携による研究・教育や人材交流の強化を図ることを目的とした、両者の包括連携に関する基本協定です。本目的を達成するため両者は、「カーボンニュートラル」、「サーキュラーエコノミー」、「安心・安全」、「インクルージョン」、「ウェルビーイング」の5つの領域における共同研究のテーマを探索し、研究開発・教育およびそれにかかる人材交流や育成等について、連携した活動を行ってまいります。

本協定のねらいと背景

 早稲田大学はカーボンニュートラル社会の実現を目指し、2021年11月にカーボンニュートラル宣言を行い、さらにその実現に向けて2022年12月にはカーボンニュートラル社会研究教育センターを設置しました。カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー等の最先端の研究開発の推進、人材育成、また創立150周年となる2032年を目途に、各キャンパスにおけるCO2の排出量実質ゼロを実現していくこととしております。
 三菱電機はサステナビリティの実現を経営の根幹に位置づけ、「カーボンニュートラル」、「サーキュラーエコノミー」、「安心・安全」、「インクルージョン」、「ウェルビーイング」を注力する5つの課題領域として設定し、事業を通じた社会課題解決による持続可能な社会への貢献を目指しています。特に、社会全体のカーボンニュートラルに向けては、「グリーン by エレクトロニクス」、「グリーン by デジタル」、「グリーン by サーキュラー」の3つのイノベーション領域での研究・開発を加速しています。
 これまで早稲田大学と三菱電機は、エネルギーマネジメント技術の分野で共同研究を進めてまいりました。今回、カーボンニュートラル社会の実現を双方が注力すべき重要なテーマと位置づけ、社会に貢献する研究開発成果の創出と、それを牽引していく中核人材の育成に取り組んでいきます。

今後の取り組み

 早稲田大学と三菱電機は、本協定の枠組みのもと、最初の取り組みとして両者共通の重要テーマであるカーボンニュートラルに加え、ユーザーにとって大切な快適性や健康などのウェルビーイング視点も取り入れることで、得られた成果を早期に社会実装することを目指します。さらに、他の領域における共同研究のテーマを探索してまいります。
 また、両者のネットワークを活用しながら他大学・他企業・地域と連携し、社会全体への展開を図ってまいります。

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