取組概要
東邦大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌学分野の熊代 尚記准教授の研究グループは、MRIを用いた脂肪肝の新規解析手法を確立しました。
成果
現在、日本人の3~4人に1人が有しているといわれている脂肪肝は、インスリン抵抗性や肝線維化を引き起こし、2型糖尿病・心血管疾患・肝硬変・肝細胞癌・腎不全などにもつながる重大な問題ですが、この手法により、より客観的で正確な肝臓内脂肪蓄積の評価が可能となり、健康診断や人間ドック、先進医療の開発研究にも広く応用されることが期待されます。