取組概要
東海大学チャレンジセンター※・Beijo Me Ligaが、8月23日から25日まで湘南キャンパスでマルチカルチャーキャンプを開催しました。外国にルーツを持つ子どもたちは、外国学校や独自のコミュニティの中で生活が完結していて日本社会と関係が持てていなかったり、文化や言語、価値観の違いなどから日本で暮らすことに不安を抱えていたりする子どもたちに、学生との触れ合いを通して前向きに、夢を持って将来を考えてもらいたい、という目的で毎年夏と冬に開催しているキャンプです。
※チャレンジセンターとは、社会との繋がりの中での実践的な教育や、国際交流・地域活性・ものつくり・社会貢献など学生が自由な発想で企画したプロジェクト活動を通じて「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を体得する場
成果
8回目となる今回はブラジル学校のTS学園(埼玉)とEscola Opaco(茨城)を始め、国内各地から約50名の児童・生徒と、本学卒業生、一般市民らが参加。プロジェクトメンバー73名と3日間にわたって交流しました。
プロジェクトリーダーの山中大輝さん(工学部建築学科3年次生)は、「プロジェクトメンバー全員で、参加者にいかに楽しんでもらえるかを話し合い、言語が異なっても一緒に笑い合える、楽しさを共有できるプログラムを考えました。メンバーだけでなく参加者の皆さんが協力してくれたからこそ成功できたと思います。学部学科、学校をこえてたくさんの仲間ができました」と充実の表情で振り返りました。