取組概要
本学とソフトバンク株式会社は、平成29年4月より、石巻地域の魅力発信のために、人型ロボットPepperを活用した地域活性化に共同で取り組んでいる。
その活動の一環で、12月1日(日)に東松島市で行われた食育イベント『ひがしまつしま食べメッセ』に参加した。
第1弾では、カレー、石巻焼きそば、ずんだ餅の3種の料理について、その調理工程を選択していく『ペパクッキング』を披露。第2弾となる今回は、Pepperを2台用意し、石巻市の特産品であるホヤが表示された回数を答える『ホヤフラッシュ』と、モザイクがかかった料理を当てる『シルエットクイズ』を披露した。
成果
イベントが始まると、大人から子どもまで多くの来場者が本学のブースへ殺到し、大盛況となった。
学生たちは、食育アプリを体験した人やPepperに触れた人たちと積極的に交流し、机上では学ぶことのできない貴重な体験をした。
プロジェクトに参加した学生は、「当日披露したホヤフラッシュは、子ども向けで制作したが、大人も楽しんでくれている様子だったので、老若男女多くの方に受け入れられたことが嬉しかった。また、出展することでしか得られない意見などを聞くことができ、貴重な経験をすることができた。
今回、Pepperはジェスチャーのみだったが、感情を認識できる人型のロボットなので、次回はPepperだからこそできるコミュニケーションがとれるアプリを開発したいと思う。」と語った。