取組概要
天理市主催「天理トップアスリート地域貢献プロジェクト」の集大成として、「TENRIスポーツフェスタ」が、本学の全面協力のもと天理大学体育学部キャンパスにて開催されました。参加した子どもたちは、「柔道・野球」または「ラグビー・ホッケー」のいずれかを選び、2競技を体験。普段これらの競技をしている子どもたちの参加に加え、スポーツ初心者や、家族連れも含め400名近くが参加しました。
「天理トップアスリート地域貢献プロジェクト」は、本学出身のトップアスリートである柔道の大野将平選手とラグビーの立川理道選手の「スポーツで天理市に貢献したい」という想いから始まった取り組みです。本学は、私立大学研究ブランディング事業の一環として、天理市と連携しながら全面協力を行い、本学学生も主体的に企画運営に参加しています。本プロジェクトではこれまでに柔道部、ラグビー部、ホッケー部、硬式野球部の4クラブの公開練習を実施。それぞれの公開練習では、各クラブの普段の練習を解説付きで見学したり、部員が子どもたちに直接指導したりするなど、交流をしてきました。
その集大成としておこなわれた今回の「TENRIスポーツフェスタ」では、4つの競技それぞれにゲームをしたり、技を披露したり、バッティングやキャッチボール、シュートを体験したりと参加者一人ひとりの年齢やレベルに応じて様々な練習を展開。
また、先日、本学及び天理市と「スポーツ振興及び健康づくりの連携に関する協定」を締結したコカ・コーラボトラーズジャパン(株)に所属し、ホッケー日本リーグで活躍する本学卒業生4名も駆けつけ、子どもたちに優しく指導を行いました。
成果
参加した子どもたちは、「ホッケーでシュートを打つのが楽しかった」、「大学生に優しく丁寧に教えてもらえて嬉しかった」、「初めて背負い投げに挑戦できた」、「普段は柔道をやっているけれど、野球も面白かった」、「これからもラグビーを頑張ろうと思った」と目を輝かせて話してくれました。
保護者からは「普段習っている競技だけではなく、他の競技も体験できて、子どもが好きなことを見つけるきっかけになったのではないか」、「トップアスリートをたくさん輩出している天理大学で、こういったイベントをしてもらえるのはありがたい」、「天理大学は夢を見る場所ではなく、掴む場所なんだと子どもに教えられた」と好評の声が聞かれるなど、家族でスポーツを楽しむ姿が見られました。
今後も天理大学ではスポーツを通して地域に貢献できるよう様々な取り組みを行っていきます。