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東京都

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研究

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健康

早稲田大学

人の脳に特殊な刺激を与えることで左手を集中的に使用させることに成功

2021年1月21日

取組概要

後頭頂葉という脳部位に、頭表から微弱電流を与え、脳活動を変化させることで、右利きの実験参加者において、右手より左手を使う頻度を高めることに成功しました。

成果

後頭頂葉を刺激すると、刺激終了後のしばらくの間、特定の手を使うエリアが広くなることが明らかとなりました。さらに、左右の後頭頂葉は、左と右が同じように関係しているのではなく、非対称に関係していることが示唆されました。

今回の知見を活かせば、本人に気づかれずに、片方の手の使用を実験者が意図的に促すことが可能となり、例えば脳卒中患者等のリハビリテーションに新しいコンセプトを提案できるかもしれません。

今後は、より局所を刺激できる新しい手法をつかい、左右頭頂葉を個別に刺激することで、左右頭頂葉それぞれの影響を明らかにしたいと考えています。

関連リンク

https://www.waseda.jp/top/news/71558