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久留米大学

「スマホ育児」は子どもの自制心を阻害しないかもしれない

2021年3月3日

取組概要

「スマホ育児」は子どもの自制心の発達を阻害するといわれています。しかし、その客観的なエビデンスはこれまでありませんでした。

文学部心理学科の浅野良輔准教授らの研究グループは、子どものスマホ・タブレット利用と自制心の関連を日本で初めて科学的に検証し、「スマホ育児」が子どもの自制心を阻害しない可能性を示唆しました。

成果

研究では、2~6歳の子どもをもつ夫婦455組にインターネット調査を行い、子どものスマホ・タブレット利用と自制心の関連について日本で初めて科学的に検証しました。

その結果、子どもにスマホ・タブレットをどのようなルールを設けて使わせるか(利用規則)の得点が高いほど、子どもの自制心は高いことを見出しました。

一方で、子どもにスマホ・タブレットをどのくらい使わせるか(利用頻度)、どのような目的で使わせるか(利用用途)、どのような状況で使わせるか(利用場面)の得点は、子どもの自制心と関連がみられませんでした。

これらの結果が、夫婦の年齢、夫婦の就業状況、夫婦の教育歴、子どもの性別、子どもの年齢、子どもの数によって変わることはありませんでした。

「スマホ育児」をめぐるさまざまな情報が氾濫する中、お子さまのスマホ・タブレット利用に対する保護者のみなさまの不安軽減に役立つことが期待されます。

関連リンク

https://www.kurume-u.ac.jp/site/backno/20210218.html
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