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実施地域

京都府

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取組内容

地方創生・地域活性教育

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ゼミ

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連携状況

その他

京都産業大学

地域伝統存続のための商品開発

2021年3月19日

取組概要

静原地域(京都市左京区)の静原神社御奉納米『しめ縄もち米』を原材料にした「しめなわドーナツ」を学生団体「みらい発信局おむすび~静原応援隊~」と「サプライチェーンの視点からの商品開発」を研究するゼミが共同開発しました。

商品は、京都産業大学の「むすびわざグッズ」として開発しました。むすびわざグッズとは、学生の目線を大切にし、学生らしい豊かな発想で企画立案から開発、販売までを行う商品です。

成果

魅力的な素材を探し(素材開発)、生産に関わる人・組織と流通・加工に関わる人・組織をつないで、製品のコンセプトを考えたり、調査、試作を行い(製品開発)、販売方法やプロモーションを考える(売り方開発)という一連のプロセスにトライしています。

静原地域は、過疎化・高齢化が進み、農業の衰退や地域の伝統行事への若者の参加率の低下といった問題を抱えています。
「地域で作った藁でしめ縄をつくるという伝統」の存続、静原の文化をより多くの人に知ってもらうこと、そして何より、地域活動を行っている学生を応援するために、メッセージ性のある商品を開発。

商品は、生地にもち米が使われているため、「腹持ちがいい」「和にこだわる」という特徴があります。
また、しめ縄に使う奉納米という、ありがたいもち米を原材料としています。

奉納米を使った商品開発が行えるということは、地域との信頼関係があってこそであり、地域×学生×大学のつながりを具現化した商品と言えます。

関連リンク

https://www.kyoto-su.ac.jp/news/2021_bu/20210113_130.keiei.html