取組概要
2021年6月23日(水)、社会連携事業「人口減少地域/交通空白地の公共交通をどう埋めていくべきかを考えよう」の一環で、経済学部の三木ゼミ2年生は、大阪市生野区で大阪シティバスが社会実験運行を行っているオンデマンドバスに体験乗車し、使い勝手(バス・アプリ)や利用状況などを実地調査しました。
成果
オンデマンドバスとは、路線バスのような規定の経路や時刻表がない予約型のバスで、スマートフォンアプリ「Osaka MaaS」や電話で、乗車時間と場所、降車する目的地を予約すると、システムが自動生成したルートにより目的地まで運行するものです。その際、乗り合いを発生させることで、より効率的な運行が可能になります。現在大阪市内の生野区と平野区で実証実験が行われており、大阪市では民間事業者による社会実験を通じて、利用サービスの向上ときめ細かな移動サービスの提供、また将来にわたり持続可能な公共交通ネットワークを維持するためのAIオンデマンド交通の検討を進めています。