取組概要
土井脩史専任講師ゼミの学生13人が京都市京セラ美術館 東山キューブで開催の「モダン建築の京都」(会期は2021年12月26日(日)まで)に展示されている建築模型を制作しました。今回制作したのは、堀川団地(京都市上京区)の住棟と住戸の模型です。堀川団地は、「モダン建築の京都」の展覧会を構成する7つのセクションのうちの「住まいとモダン・コミュニティ」セクションに選定されています。
成果
この模型制作は、京都市京セラ美術館からの依頼で、本学の土井研究室と京都美術工芸大学の髙田光雄研究室、生川慶一郎研究室が共同で実施したものです。
土井ゼミの学生は、主に住棟模型を担当しました。学生たちは図面資料から空間を読み、木工模型を組み立てていきながら、建築物への理解を深めました。また、模型制作の指導、監修をした土井専任講師は「展覧会用の模型制作は学生たちにとって初めての経験でしたが、作品の魅力を伝えるための作り方やクオリティを探求してくれました。今回の経験を卒業制作などの自分の作品作りに生かしてほしいと思っています。」と話してくれました。学生たちは、全国的にも注目されている建築の展覧会に関わる模型制作をするという貴重な経験を得ることができました。