取組概要
成城大学では全学生を対象にデータサイエンス科目を開講しており、2021年度の履修者は693人にのぼる。
今年度は学内向けイベント「成城大学データサイエンスコンテスト2021」を初めて開催した。
コンテストの募集テーマは、ウィズコロナ時代に焦点を当て、総務省統計局「家計調査」のデータ(2019年~21年)を使って、この間の消費の変化を明らかにし、併せて政府や企業に対する提言を行う、というもの。
参加学生たちはテーマに沿って、課題発見力、ビッグデータの活用とそれに基づく提案の作成力、企画力、データ分析力、表現力などのスキルを競った。
成果
エントリー総数は20件54人。11月13日(土)に行われた決勝戦には3チームが進出し、それぞれが個性あるプレゼンテーションを披露した。学長賞を受賞したチームの学生からは「(文芸学部の学生だが)今回取り組んだデータ分析の経験は社会に出てからも活かしていきたい。」との感想を聞くことができた。
成城大学では次年度からデータサイエンス科目の拡充を予定。「文系学生こそデータサイエンスを学ぼう」をモットーに豊富な授業科目とともにコンテストをはじめとしたさまざまな企画も学生たちに提供していく。